今回はジャンボタニシに関する危険な2つの側面について紹介していきます。

まず、ジャンボタニシを中間宿主としている寄生虫について。

次に、ジャンボタニシを駆除する方法について。

ジャンボタニシに潜む寄生虫ってどんな虫なの?

ジャンボタニシは元々、食用目的で持ち込まれました。 

ですから、食べられないことはないとは思います。

実際に食べた人の話によれば、身はサザエのような食感だったそうです。

しかし、加熱が不十分だとこの寄生虫があなたの体内へ侵入するかもしれません。

その寄生虫は「広東住血線虫」と呼ばれています。

その中間宿主となっているのがジャンボタニシです。

人体に侵入すると、脳や脊髄の血管や髄液の中に寄生し、髄膜脳炎の症状を起こします。

最悪の場合、死に至ることもあるようです。

ジャンボタニシを駆除する方法はないの?

タニシ 寄生虫 駆除

イネの食害だけではなく、寄生虫まで宿しているとは危険な生物ですね。

駆除する方法はあります。

ただし、卵と成貝で駆除の方法は異なります。

卵であれば乾燥していないと孵化できません。

ですから、産卵された草の葉や茎ごと摘み取り、水路へ投げ捨てれば駆除完了です。

ジャンボタニシの成貝であれば、いくつか方法があります。

まず、水路からの侵入を防止することです。

水の出入り口に網目の細かい袋を取り付け、ジャンボタニシが入ったら除去する方法です。

次に、期間限定ですが、冬期の間に田を耕して、ジャンボタニシを凍死させる方法です。

最後に、スイカの皮やナスなどを水田に撒き、寄ってきたところを一網打尽にします。

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まとめ

ジャンボタニシには、2つの点で危険だということが分かりました。

事前に知識を知っていれば恐れることはありません。

もし素手でジャンボタニシに触った場合は、手をよく洗うようにしましょう。

 

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