日の当たらない生物、タニシに今回はスポットを当てて見ていきます。
管理方法から適した水温までをご紹介したいと思います。
タニシの管理方法は?
どんなにものぐさな人でも育てることができます。
しかも驚くほど、低コストで!
タニシを飼育する際に準備するものは2つ、水槽と水草です。
もちろん、砂利などを入れても大丈夫です。
水槽の大きさは、飼育の目的によって決めてください。
金魚や熱帯魚などと飼う場合は、魚に合わせて水槽を選択します。
水槽のコケや魚の食べ残しなどをきれいに食べて掃除してくれます。
タニシのみの場合は、そこまで大きなものは必要ありません。
単独で飼育する際は、水草などを入れるとよいでしょう。
光合成をさせ空気を水中に送ると同時に、食草としての役割を果たしてくれます。
どちらの場合であっても、水が濁ってきたら水を換えるようにしましょう。
ただし、すべてを交換すると生活環境がガラリと変わってしまいますので、
3分の1くらいは元の水を残しましょう。
タニシのみで飼育する場合は、それほど水の交換は必要ないと思いますが、様子を見ながら交換してください。
注意しなければならいないのは、直射日光を避けて水槽を置くことです。
タニシを育てるのに適した水温は?
年間を通じて適温25℃~28℃ぐらいが好ましいとされています。
温度差が2度以上の急激な水温の変化は、生命の危機を招くことにつながるかもしれません。
ですから、水槽の設置場所は温度変化の少ないところを選んでください。
まとめ
あまり目立たないタニシですが、陰で水質の浄化に勤しんでいてくれたとは知りませんでした。
タニシを飼育する際は、取り立てて買わなければならないものはありません。
魚の飼育は大変そうだから無理という方は、タニシはどうでしょうか?すぐに飼えると思いますよ。