せっかく買った水草に見覚えのないタニシがついていたってことは、ありませんか?
購入したときに水草に卵が産みつけられており、孵ったのでしょう。
このタニシがメダカに悪影響を及ぼすことはないのでしょうか?
今回は、このタニシの正体について少しずつ迫っていきたいと思います。
水草についていたタニシの正体とは?
タニシのように見えますが、これはタニシではありません。
なぜならタニシは卵を産まないからです。
貝殻の渦の巻き方で違いは、すぐに分かります。
タニシの仲間は右巻きですが、これは左巻きではありませんか?
おそらく、サカマキガイでしょう。
買ってきた水草に卵が付着していたのかもしれません。
卵は透明なゼリー状のかたまりですから、気づかないことも多いです。
雌雄同体のために2匹以上存在すれば、ネズミ算式に殖えますので注意してください。
水草についていたタニシとメダカの相性は?
サカマキガイとメダカとの相性は悪くはありません。
サカマキガイは、広い食性からアクアリウムのタンクメイトとして飼育されます。
特に、サカマキガイは、植物の残骸や動物の死骸までよく食べることで知られています。
メダカの食べ残しの処理や苔取りなどに大きな期待がもてます。
しかし、殖え過ぎて水草などを食害する可能性も頭に入れておいてください。
まとめ
メダカの水草についてくるタニシは、タニシではなく貝であることがわかりました。
タニシとの違いは、殻の渦の巻き方で見分けることができます。
サカマキガイとメダカを一緒に飼育しても問題はありません。
ただし、注意することが2点ありました。
1つ目は、雌雄同体であるため極端な繁殖に注意すること。
2つ目は、水草を食べることがあるので気をつけること。