今回はタニシを「餌」という観点から捉えて直してみたいと思います。
捕食されるタニシと捕食するタニシ、2つの側面から迫っていきます。
ウナギの餌として利用されるタニシについて
ウナギを捕る簡単な方法が紹介されていましたので、それを載せます。
用意するものは5つ。
餌(タニシ)、500mlの空のペットボトル(角型)、道糸3号、なす型のおもり6号、ウナギ針です。
ペットボトルに水を5~8割ほど入れ、首部分に道糸を結びます。
結んだ道糸を、ペットボトルの中央よりやや上に、150~200周ほど巻き付けます。
おもりと道糸を結びます。
その後、ウナギ針をハリス15~20cmになるよう結び、 余分な道糸を切って完成です。
針に餌となるタニシをつけて投げ入れます。
タニシは石などで殻を割り、中身のみを使います。
投げ方は、ペットボトルの底を片方(右利きの方は左手)の手に持ちます。
このとき投げる方向にキャップを向けます。
もう片方の手で道糸を40~50cmほど垂らし、おもりを振り子のように下投げします。
タニシのカルシウム補給にエビ、昆布などを与えてもいいの?
タニシの殻はカルシウムでできています。
ですから、水質が酸性に傾くと殻が溶け、住みにくくなってしまいます。
ほとんど餌という餌を与える必要はありませんが、カルシウムを補うためにおススメがあります。
川などにいる小さなエビやスーパーで売られている乾燥昆布を餌として与えると、カルシウムを補うことができます。
まとめ
食物連鎖を考えれば当然ですが、捕食する視点と捕食される視点の両方からタニシを見ることができ興味深かったです。
私たち人間は捕食する視点からのみ考えがちですが、限りある資源をどう生かすか考えていかなければなりませんね。