生き物を飼育する際に、大切なのは環境です。
タニシにおいてもそれは同じことです。
それではタニシを飼育するうえで適した環境とは、どんなものなのでしょうか?
今回はこれをテーマにして話を進めていきたいと思います。
タニシの水槽の大きさはどれくらい必要なの?
タニシを単独で飼うのか、それとも、他の魚と一緒に飼うのかによって話は変わります。
タニシを単独で飼育する際は、ザリガニやカメ用の飼育ケースを水槽の代用にできます。
メダカと一緒に飼う場合は、メダカ1匹につき1Lの水が必要と言われています。
もしメダカ2匹とタニシ1匹を飼育するのなら、最低でも2Lの水を入れることができる水槽が必要です。
ですから、容積が2,000㎤以上の水槽を買うとよいでしょう。
タニシにとって最適な水質は?
タニシが好む水質は中性です。
他の魚と一緒に飼うと、糞尿などで水槽内の水質が酸性に傾くことがあります。
タニシが水槽の上まで来ているのを見たら、水の環境が悪化しているサインです!
そうなる前に、定期的に水を換えましょう。
水はすべて換えるのではなく、元の水を3分の1ほど残しておくのがポイントです。
すべて換えてしまうと、タニシや魚のストレスになってしまうことがあります。
タニシにどんなエサを与えればいいの?
意外なことに、タニシは雑食です。
水槽についたコケや魚の食べ残しなどを食べます。
時には、魚の死骸のふやけた身を食べることもあります。
魚と飼育する際は、カルシウムを補うために卵の殻を与えるようにしましょう。
まとめ
タニシを飼う際は、単独飼育か他の魚と一緒に育てるのかで水槽の選択が異なることが分かりました。
タニシにとって住みやすい環境は中性です。
魚とともに飼育する場合は、水質の変化に気を配りましょう。