少し残酷かもしれませんが、食物連鎖を利用してタニシを釣りの餌として使うこともできます。
例えば、ザリガニや鯉の餌としてタニシで釣りを楽しむことができます。
そこで今回は、タニシを釣り餌として利用する方法について、紹介していきたいと思います。
タニシをザリガニ釣りの餌として利用するには?
ザリガニを釣るために必要な道具は3つで、どれも簡単に手に入るものばかりです。
しかも、ほとんど現地で調達できるものばかりです。
1mくらいの枝、重石用の石、凧紐です。
それに、餌となるタニシも必要になります。
ザリガニは雑食性で、においのするものなら何でも食らいつきます。
タニシを餌として使う場合には、少々手荒いことをしなければなりません。
捕ってきたタニシを足で踏み、殻を壊して中身を取り出します。
木の枝の先端に凧紐をしっかりと結びます。
凧紐を1mほど伸ばしたところで切り、先端に餌を結び付けます。
餌をつけたところから、20㎝~30㎝ほど上の部分に石を固定します。
これで釣りの準備万端です。
タニシを鯉の餌として使うためには?
タニシを餌として使うと、体長60㎝以上の大物の鯉を狙うことができるそうです!
少しだけ準備が必要になりますが、タニシの殻に穴を開けてから糸を通します。
タニシをぶら下げたままの状態で、針の下にタニシが来るように調整をします。
その後、ハリスの余りを針にブスッと挿すと、鯉のかかりがよくなります。
基本的に1本の針に1個のタニシを付け、釣りをします。
鯉の歯は丈夫なため、殻ごと食いついていきます。
ちなみに、野生の鯉は、空腹に耐えかねてタニシを捕食することはあるそうです。
まとめ
タニシをエサとして、ザリガニや鯉を釣ることができることが分かりました。
しかも、ザリガニはタニシの剥き身を、鯉は殻つきのまま利用することができます。
タンクメイトとしてのイメージが強かったですが、こんな一面もあるのだと驚きました。
水槽内で殖えすぎたタニシをこういった形で利用してみてはいかがでしょうか?