よくブログに、こんなことが書かれてあります。
知らぬ間に水草をタニシに食べられてしまった!
それは本当にタニシが犯人なのでしょうか?
そこで今回は、水草を食べるタニシについて紹介していきます。
水草を食べるタニシの特徴は?
通常タニシは殻の渦巻きが右巻きですが、水草を食べるタニシは左巻きです。
それに水草を食べてしまうのは、厳密にはタニシではありません。
おそらく「サカマキガイ」と考えられます。
サカマキガイは、ヘイケボタルの幼虫のエサとして知られています。
また、その名の通り、水面に逆さにぶら下がって移動していきます。
食性は幅広く、植物の残骸や動物の死骸まで食べます。
雌雄同体で、繁殖力は強い傾向にありますので注意して管理する必要があります。
水草を食べるタニシを管理する方法は?
あまりにも繁殖して困った場合は、思い切って駆除をしましょう。
卵は水草などに産みつけられることが多く見られます。
時には、思いもよらない場所に産むこともあるそうです。
卵の特徴は、半透明のゼリーのようなかたまりをしています。
探しにくいと思いますが、水槽の中に卵を見つけたら、すぐに処分しましょう。
成貝の場合は、網などですくい取って処分しましょう。
少し大変ですが、こんな方法も存在します。
一緒に飼っている生き物たちを別の水槽に移し、タニシの水槽の塩分濃度を上げます。
すると、サカマキガイは酸性に弱いので死んでしまいます。
その後、水槽をきれいに洗い、他の生き物を戻せば完了です。
まとめ
水草を食べるタニシと食べないタニシがいることが分かりました。
食べてしまうタニシは、雌雄同体で卵を産み、爆発的に殖える特徴があります。
ですから、飼育する上において、しっかりと管理する必要があります。