イネの苗に被害をもたらすジャンボタニシですが、どうにかして一網打尽にできないのでしょうか?
また、捕獲した後、どのように駆除すればよいのでしょうか?
今回はこれら2つをテーマにして、対処法を説明していきたいと思います。
ジャンボタニシを捕獲する方法について
一気に捕獲する方法は、2つあります。
1つ目は、野菜を使っておびき寄せる方法です。
これは、ジャンボタニシが柔らかい葉を好むことを利用したものです。
水田の水際にスイカの皮やナスなどの野菜を置きます。
すると、その周りにジャンボタニシが集まってきます。
そこを網で一度に捕らえることができます。
2つ目は、酒粕だんごを作る方法です。
これは、少しコストが割高になりますが、沖縄県で行われている方法です。
市販の誘引剤の成分をもとにして考えられたそうです。
酒粕と小麦粉を練り、お茶パックに詰めて水田に置きます。
残念ながら、分量の割合などは分かりません。
すると、ジャンボタニシが集まってくるそうです。
寄ってきたジャンボタニシを一度に捕らえることができます。
ジャンボタニシを駆除する方法について
捕らえたジャンボタニシは、大変ですが一つひとつ踏みつぶしてください。
意外とジャンボタニシの殻はもろく、すぐに割れます。
その後、穴を掘って埋めましょう。
ジャンボタニシの卵の場合はもっと簡単です!
卵のついている葉や茎を切り取り、それをそのまま用水路などの水中に投げ入れます。
卵は乾燥したところでないと孵化できないので、やがて死滅してしまいます。
まとめ
ジャンボタニシを誘引するのは身近な材料で作れることが分かりました。
駆除は単独で行うよりも、複数で行った方が効果的です。
卵の駆除は簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてください。