最近、タニシの殻がだんだんと白っぽくなってきた!
何となくタニシの殻が薄くなってきた!
そうならないために、今回はタニシにとって大切なカルシウムの話をしていきたいと思います。。
タニシがカルウムを必要とする理由は?
タニシが好むのは、中性の水質です。
水質が酸性に傾くのを防ぐために、カルシウムの摂取は大切です。
魚の食べ残しや糞により水が汚れて酸化すると、タニシの殻に含まれるミネラルが溶けて中和されます。
そのような環境でタニシの殻が徐々に溶けていくととんでもないことが起こります。
タニシどうしで互いに殻をなめて、カルシウムを補給しようとします。
すると、ますますタニシの殻はもろくなり、まるで骨粗鬆症のような状態になります。
表面の色は剥げ落ち、白いカルシウムがあらわになってしまいます。
飼育下のタニシにとって、まして他の魚と一緒に飼育しているなら、なおのこと必要となります。
与える卵の殻の量は?
タニシを単独で飼育している場合は、それほど心配することはないと思います。
しかし、タニシの糞尿などで水質が酸性に傾くことはあります。
酸性に傾くとタニシは水槽の上部にいることが多くなったり、殻を閉じたりします。
様子を見ながら、卵の殻1個分を与えてみてください。
他の魚と一緒に飼育している場合は、より酸性に傾きやすくなります。
タニシの様子をよく観察しながら、卵の殻を与えてください。
分量は1個から2個くらいを与え、その後、調整をしていきましょう。
まとめ
タニシにとってカルシウムがこれほど重要とは知りませんでした。
タニシの単独飼育なのか、他の魚と共存飼育なのかによっても水質は変わってきます。
日頃からタニシの殻の状態から水質をチェックし、見守っていく必要がありますね。