タンクメイトとしてタニシを飼育する人は多いと思います。
では、次のような状況になった場合に、タニシは活躍できるのかを紹介していきます。
飼育しているメダカの水槽にコケが発生した場合。
たくさんの生き物が暮らす池にアオコが大発生した場合。
メダカの水槽にコケやアオコが発生!タニシで守ることはできるの?
はい、できます。
ヒメタニシやオオタニシを投入してください。
ヒメタニシは、石等に付く藻を主食とします。
水槽の植物プランクトンの大発生を抑え、汚泥を積極的に食べてくれます。
特に、トロロコンブ状のアオミドロをよく食べます。
オオタニシは、水質、水温に対する適応能力が高く非常に丈夫です。
特別に餌を与えなくても水槽内で発生するコケや有機物を食べて生きることができます。
1.5Lの水を浄化するのにタニシ5匹が必要だと言われています。
それをもとにして、水槽の容積から水質の浄化に必要なタニシの数を求めることができます。
多くの生き物が暮らす池にコケやアオコが発生!タニシで守ることはできるの?
もちろんです、ヒメタニシやオオタニシがおススメです。
ヒメタニシは、主に石などに付く藻を食べています。
ですから、水辺の植物プランクトンの大発生を抑制し、汚泥を積極的に食べてくれます。
特に効果を発揮するのは、トロロコンブ状のアオミドロに対してです。
オオタニシは、環境に対する適応能力が高いです。
特別に餌を与えなくても発生するコケなどを食べて生きていけます。
1.5Lの水を浄化するのにタニシ5匹が必要だと言われてます。
池の容積から必要なタニシの数を求めることができます。
ただし、浄化に必要な数のタニシを池に入れたとしても、タニシによって水質が悪化することも考えられます。
従って、限られた効果しか望めないでしょう。
まとめ
水槽のコケやアオコについては、タニシの摂食による効果が望めそうですが、池については限定的と言えます。
タンクメイトとして飼育される場合は、特性を見極めてから利用してください。