タニシと総称して呼びますが、日本にはどれくらいのタニシが生きているのでしょう?
どの種のタニシが水槽の掃除に効果的なのか知りたいですよね?
そこで今回は、この2つをテーマにして話を進めていきたいと思います。
タニシの種類はどれくらいなの?
いろんなタニシを総称して、一般的に「タニシ」と呼んでいます。
厳密には日本に暮らすタニシは、全部で4種類です。
「マルタニシ」、「オオタニシ」、「ヒメタニシ」、「ナガタニシ」の4つです。
生息している範囲が広いのは、マルタニシ。
なんと、その範囲は北海道から沖縄まで及びます。
農閑期の水田や干上がったため池でも泥に潜って耐えることができます。
しかし、水質の変化などに弱い一面があります。
その次に生息範囲が広いのは、オオタニシとヒメタニシです。
北海道から九州まで暮らしています。
オオタニシは、農業用水路や排水路には見られず、大きな湖沼、農業用水池に暮らしています。
ヒメタニシは、池、沼、川の下流、用水路に見ることができます。
沼地に特に多く生息し、かなり汚れた環境にも適応していくことができます。
生息範囲が限られているのは、ナガタニシで、現在、琵琶湖のみで見ることができます。
他の種類よりも殻が緑色に近いものが多く見られます。
水槽の掃除に適したタニシはいるの?
上で紹介したタニシ、すべて適しています。
全国どこにでもいるので、マルタニシをおススメします。
タニシの主食は水槽壁面につくような苔や動植物の老廃物、朽ちた葉です。
また、タニシの殻には苔が生えやすくこれが魚の餌や産卵床になることもあります。
たとえ、殖えすぎても稚貝で生まれてくるため、除去する場合も見つけやすいという利点があります。
まとめ
日本にいるタニシの種類は意外と少なく4種類であることが分かりました。
タンクメイトとしてタニシを飼育する場合に、おススメなのはマルタニシです。
いろんな面でメリットがあります。