金魚とタニシを一緒に飼う人は珍しくないと思います。
もちろん水槽の中には水草を入れる人がほとんどでしょう。
育てていくうちに、やがて水槽内にコケが生えてきます。
そこで今回はタニシとそれらの関連性について、3つのテーマで話を進めていきます。
知られざるタニシと金魚の関係について
タニシと金魚を一緒に飼う際に気をつけていただきたいことがあります。
実は金魚はタニシを食べてしまうことがあります。
食べると言っても殻ごとバリバリと食べるわけではありません。
殻は食べずに、中の身だけを器用に食べるのです。
ですから、もし一緒に育てる場合は、最悪の事態も想定しておいてください。
知られざるタニシとコケなどの関係について
タニシは水槽内に生えるコケをきれいに食べます。
なぜきれいに食べることができるのでしょう?
それは、タニシが水槽内のコケなどをこそぎ落としてたべることができるからです。
その他にも、こんな2つの秘密があります。
水槽の底にたまった沈殿物を歯ですくって食べることができます。
また、水中に漂っている小さなゴミをエラでこして食べることができます。
「こそぐ」、「すくう」、「こす」、の3種類の食べ方ができるのです。
そのため、他の魚の食べ残しなどもきれいに掃除してくれます。
知られざるタニシと水草の関係について
意外に思われるかもしれませんが、タニシは水草をほとんど食べません。
しかし、水草はタニシにとって重要な役割を果たしています。
生きていくうえで不可欠な酸素を水中へ供給しているのです。
まとめ
タニシに関する3つの視点で見てきましたが、実に面白いことがわかりました。
水槽の中でも自然の摂理が働いているのだなとつくづくそう思いました。