今回は、川と海のコケ取り名人を比較して、紹介していきたいと思います。

マルタニシはコケを食べるの?メリットは?デメリットは?

まず、簡単なマルタニシの紹介をします。

水田などでよく目にしていましたが、近年、生息域が狭まってきていると言われています。

はい、食べます

それによってもたらされるメリットが3つあります。

1つ目は、コケや動植物の老廃物を分解して、土に還しやすくしていること。

2つ目は、タニシの殻のコケが魚の餌や産卵床になること。

タニシの殻には苔が生えやすく、通称“ひげタニシ”と呼ばれるほどに殻に苔を蓄えるものもいます。

3つ目は、殖え過ぎることがなく、そうなったとしても見つけやすいこと。

水槽に貝が大量発生して水を汚し、魚を死に至らしめてしまうというケースが見られます。

しかし、タニシは成長のサイクルが遅く爆殖することありません。

生まれた時点で4ミリ~8ミリ程度あるため、殖えすぎて除去する場合も探しやすいです。

デメリットは、水質の変化に弱いことが挙げられます。

石巻貝はコケを食べるの?メリットは?デメリットは?

石巻貝 タニシ コケ

はい、コケを食べます

口が吸盤の中に付いており、ベタッと貼りつくコケの除去が得意ですが、短い針状の藻も食べます。

デメリットは2つあります。

まず、タニシと同様に、水質の変化に弱いこと。

アンモニア、亜硝酸、硝酸には敏感に反応し、それらが蓄積したような水槽で飼育すると死ぬこともあります。

次に、イシマキガイはひっくり返ると自力で起き上がることができないこと。

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まとめ

コケを摂取する能力でタニシと石巻貝を比較しました。

それぞれいいところがありますが、マルタニシの方が魚を飼ううえで利点が多いと言えます。

タンクメイトとして利用する場合は、目的に応じて選んでくださいね。

どちらを飼うにしても、水質の変化にはご注意ください。

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